柴犬の散歩は自由気まま。そして鉄が苦手?
私は小学生の時にシーズーを飼っていたのですが、子供の私でも散歩は楽しく特に難しく感じたことは一度もありませんでした。
ですので犬はみんな飼い主の行く方向へスタスタと着いてくるものだと思い込んでいたのです。
が、さすが頑固な性格の柴犬!自分の行きたい道、行きたくない道がものすごくはっきりしています!
とにかく確認作業第一
散歩の時は警察犬のごとく道路の臭いを嗅ぎまくります。
そして知らない道や慣れていない道、行きたくない道では耳をパタパタとさせ周りの音を確認し、鼻をヒクヒクさせて臭いで確認。
この作業が長ければ3分ほど静止したまま続きます。
絶対に動きません(笑)
飼い主が先に行って「大丈夫だよ~おいで~」なんて言っても無視されます。
「じゃあこっちの道に行こうか」と言って方向を変えるとスタスタと歩き出します。
その判断基準が知りたいです・・・
このままではワガママな犬になる?
最初は「このままではワガママで飼い主の言う事を聞かない犬になってしまう」と思い、とにかく飼い主が行く方向へ歩くよう誘導させていました。
散歩の主導権は飼い主の特権だ~!と。
まだ10カ月なので警戒心が強いということがあるかもしれませんが、すれ違う柴犬はみんな賢く飼い主さんと歩幅を合わせて歩いているのです。
でもあるベテラン風な柴犬を連れたおじいさんと話しをする機会があったのですが、
「うちは犬の行きたい方へ行っている。止まって人を見たり動くものを見たりしている。だから2時間半くらいかかるよ~」と笑っておっしゃっていました。
確かに犬だって止まって色々なものを見て感じているかもしれない。
今の季節だと春に向けて花が咲き始め、いい香りに誘われてずっとくんくんと嗅いでいたり、目を細めて風を感じている時もある。
そう思うと少し気が楽になり、サンの見たい景色を見せてあげたいと思うようになりました。
鉄が苦手
まず、グレーチング(排水溝の蓋のようなもの?)とマンホールの上は絶対に歩きません。
それから公園の入り口にあるような鉄製の柵の間も通れませんでした(これは最近克服!)
あと、シャッターが閉まる音も苦手のようです。
近くに住む甲斐犬を飼っている飼い主さんが、
「うちもマンホールが苦手だった。あとは夜の自動販売機」
とおっしゃっていました。
「昼間は光っていないのに夜は光っていて怖いのかな?」とのこと。
マンホールは他の犬はどうなんでしょうか?
散歩では今まで通れなかった道路を通れるようになったり、柵の間を通り抜けることができたりと成長も感じられるのです!