一度覚えたら大変!柴犬の要求吠えは無視して下さい
今回は「要求吠え」について書きたいと思います。
「吠えるくらいいいんじゃないの?」「犬だって吠えて自己主張したいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、犬の「要求吠え」に悩まされている飼い主さんが実は多いんです。
よく聞く話が
「夜中にずっと吠えている」
「留守中ずっと吠えている」
「ケージの前を通る度に吠える」
などがあります。
これは後からだと治すのが難しいようなので、これから飼いたいと思っている方は是非試していただきたいです。
要求吠えさせないたえめには「無視」が一番
「子犬を無視?可哀想!」と思うかもしれませんが、この無視が一番効果的なんです!
柴犬の子犬が家に来たら初めはケージで過ごすことになると思います。
飼い主さんが料理中、留守中、就寝中などはケージに入れておくことがあります。
これは柴犬の安全を確保するためです。
ケージの中にいる時は触らない、声を掛けない、無視をする
前を通ると「くんくん」と可愛い声で鳴き、飼い主さんにかまってほしくてたまらない!でもここで我慢です!
「どうしたの~?」「出たいの~?」「お腹すいたの~?」なんて声を掛けながらケージの扉を開けてはいけません!
(※もちろん何か様子がおかしい、と思った場合は別です)
この行為が「鳴けば飼い主さんが来て開けてくれる~!」と学習していきます。
自分の要求が通るまでひつこく吠えてきます。
子犬のうちは可愛いかもしれませんが、成犬になってくるとなかなかの迫力だと思います。
最初は辛いのですが、ご家族で徹底して欲しいです。
- かまうのは、飼い主がかまいたい時
- 出してあげるのも飼い主の都合のいい時
- ご飯は飼い主が食べ終わってから
- 散歩の時間はバラバラ
こうしていくうちに「自分の要求が通らない」と諦めるようになります。
ただ一度要求を通してしまうと「前はこれでかまってくれたのに~!」と更に要求が激しくなる子もいてるようなので注意が必要です。
そしてもうひとつ大切な役割として、ケージの中は柴犬にとって安心安全な場所でなくてはならないということです。
ケージに入っている間は周りから声を掛けない、指を入れたりしないでください。
ことによって、犬にとっても「ケージの中は安心できる場所」となります。
頑固な性格の柴犬が多いようですので、是非この方法は覚えておいて欲しいです。