柴犬といえば、たぬき顔?きつね顔?
柴犬といえばやっぱりたぬき顔が人気
柴犬といえば、愛くるしいたぬき顔を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
我が家も柴犬を迎える前に「たぬき顔だったらいいね~」なんて話をしていました。
実際、ブリーダーさんへ見学に伺った時、
「この仔はたぬき顔になりますか?きつね顔になりますか?」と質問してみました。
答えは
「大きくなってみないと分からない」
ということでした。
ちなみにサンの両親は、お父さんがややたぬき顔、お母さんは日本犬とは思えないほど目鼻立ちのスラっとした美人のきつね顔でした。
それぞれの特徴をまとめてみました。
たぬき顔の特徴
クリっとした目が印象的で、鼻先が短く、首も短いです。
まんまるとした体で、体つきはがっちりしている特徴があります。
足が短く、ぽっちゃりと丸いフォルムがなんともいえない可愛さですよね。
きつね顔の特徴
きつねのようなシャープな顔立ち、口先が長くオオカミのような風貌。
足が長く、引き締まったスラリとした体型が特徴です。
かっこいいイメージがありますね。
飼ってみて・・・
実際に飼ってみて思ったことは、「もうどっちだって可愛い!!」です(笑)
SNSやYouTubeで色々な柴犬の顔や表情を見ては「むふふ♡可愛い♡」と一人でニヤニヤしています(笑)
結局、柴犬好きはどっちだって可愛いと思うのかもしれませんね。
サンは立派なきつね顔です。
先日散歩中、小学生の女の子に「きつねかと思った~」と言われました(笑)
1歳を超えましたが7.9kgと細く、他のメスの柴犬に比べると小さい体なので余計にそう見えるのかもしれません。
もっと太ってくれてもいいんだけどな~と思う日々です。
トイレトレーニングに失敗した柴犬サン
柴犬の飼う前にまず心配だったのがトイレトレーニング!
これから柴犬を飼う方も、家でのトイレトレーニングは不安もあるかと思います。
色々と調べてみたのですが、
- 柴犬は奇麗好きなのでケージにトイレを置いては駄目
- まずはケージの半分にトイレを設置する
- 寝床から離れたところに設置する
- 人から見えないところに設置する
-
人が通るところに設置する
は??何が正解なんでしょ???頭がこんがらがりました(笑)
ネットでたくさんの情報が見れるのはいいのですが、ありすぎて本当に困ります・・・
ただ柴犬はすごく賢いので、覚えも早く一度覚えたら失敗が少ないとのことで気合も入ります。
まずはケージの半分に設置
これが基本っぽかったので、まずは設置してみました。
ですが最初から柴犬がこれをトイレだと認識するはずもなく、飼い主も犬のトイレのタイミングも掴めず、うまくトイレトレーの上に乗せられなかったりで、早々に断念しました。
ケージのすぐ近くに設置
これは大成功でした!!
犬のトイレのタイミングは、
- 寝起き
- 遊んだ後
- 興奮している時
などがありますが、そわそわしだすと「お、そろそろかな」と分かるようになり、
その時はトイレの上に乗せてあげます。
うまくできたら思い切り褒め、2~3日もすれば自分から行くようになりました!
お~これは嬉しい!完璧っ!
のはずが、日が経つにつれ、トイレの上で寝てるし・・・
これはトイレを認識しなくなったのか??
ケージの中にも、もしかしたら?!の気持ちが残っており設置していたのですが、こんな感じになり、設置をやめました。
が、ケージの近くに置いたトイレまでもこんな感じです。
「あぁ~このメッシュが涼しくて気持ちええわ~」
と言わんばかりに爆睡しています(笑)
もうこうなったら、トイレでおしっこはしてくれません・・・
ついに部屋でおしっこは一切しなくなりました。
かろうじて狭いながらにも庭があるのですが、そこならなんとかしてくれていたので朝・昼・夕方・夜とこまめに出してはおしっこをさせていたのですが、
なななんと、ついに庭でもしなくなったじゃないですかーーー!
これは柴犬の本能なのかもしれませんね。
お散歩で出会う柴犬の飼い主さんにも聞いてみたのですが、
「家ではしないよ」
「草の上でしかしない」
という人、結構多くてびっくりしました。
草にもこだわりがあり、ふかふかなところ、カサカサなところ、足の感触などで判断しているようです。
一日中大雨の日などは「家の中でしてくれればいいのに・・・」と思いながら、傘をさして行かなくてはいけません。
なので、できることなら家でも外でもトイレができる方がいいです!
我が家は今となっては「してくれればどこでもいいや」と思っています(笑)
柴犬はツンデレ?呼んでも来ないがいつも傍にいる
柴犬の性格で代表的なのがツンデレですが、飼ってみると本当にその通りだなぁと思う仕草がたくさんあります。
まぁとにかく来ない!
「おいで~」と言って近くに来てくれることもあるけど、手をツンツンとしてきて抱っこしようと思ったら逃げる~~(笑)
ある日、何か気配が?と思って見てみたらばキッチンの仕切りからサンの姿が!!
こんなところからひょっこりと覗いていました(*^-^*)
美味しそうな匂いでもしていたいのかな?
もしかして飼い主のことが気になって・・・それはないか( ;∀;)
こうやって椅子に座っていたら足元へ
こういうところがツンデレといわれるところなのかもしれません。
一応家族の傍にいたいと思ってくれているのかな??
それだと嬉しいです(*^-^*)
柴犬の散歩は自由気まま。そして鉄が苦手?
私は小学生の時にシーズーを飼っていたのですが、子供の私でも散歩は楽しく特に難しく感じたことは一度もありませんでした。
ですので犬はみんな飼い主の行く方向へスタスタと着いてくるものだと思い込んでいたのです。
が、さすが頑固な性格の柴犬!自分の行きたい道、行きたくない道がものすごくはっきりしています!
とにかく確認作業第一
散歩の時は警察犬のごとく道路の臭いを嗅ぎまくります。
そして知らない道や慣れていない道、行きたくない道では耳をパタパタとさせ周りの音を確認し、鼻をヒクヒクさせて臭いで確認。
この作業が長ければ3分ほど静止したまま続きます。
絶対に動きません(笑)
飼い主が先に行って「大丈夫だよ~おいで~」なんて言っても無視されます。
「じゃあこっちの道に行こうか」と言って方向を変えるとスタスタと歩き出します。
その判断基準が知りたいです・・・
このままではワガママな犬になる?
最初は「このままではワガママで飼い主の言う事を聞かない犬になってしまう」と思い、とにかく飼い主が行く方向へ歩くよう誘導させていました。
散歩の主導権は飼い主の特権だ~!と。
まだ10カ月なので警戒心が強いということがあるかもしれませんが、すれ違う柴犬はみんな賢く飼い主さんと歩幅を合わせて歩いているのです。
でもあるベテラン風な柴犬を連れたおじいさんと話しをする機会があったのですが、
「うちは犬の行きたい方へ行っている。止まって人を見たり動くものを見たりしている。だから2時間半くらいかかるよ~」と笑っておっしゃっていました。
確かに犬だって止まって色々なものを見て感じているかもしれない。
今の季節だと春に向けて花が咲き始め、いい香りに誘われてずっとくんくんと嗅いでいたり、目を細めて風を感じている時もある。
そう思うと少し気が楽になり、サンの見たい景色を見せてあげたいと思うようになりました。
鉄が苦手
まず、グレーチング(排水溝の蓋のようなもの?)とマンホールの上は絶対に歩きません。
それから公園の入り口にあるような鉄製の柵の間も通れませんでした(これは最近克服!)
あと、シャッターが閉まる音も苦手のようです。
近くに住む甲斐犬を飼っている飼い主さんが、
「うちもマンホールが苦手だった。あとは夜の自動販売機」
とおっしゃっていました。
「昼間は光っていないのに夜は光っていて怖いのかな?」とのこと。
マンホールは他の犬はどうなんでしょうか?
散歩では今まで通れなかった道路を通れるようになったり、柵の間を通り抜けることができたりと成長も感じられるのです!
一度覚えたら大変!柴犬の要求吠えは無視して下さい
今回は「要求吠え」について書きたいと思います。
「吠えるくらいいいんじゃないの?」「犬だって吠えて自己主張したいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、犬の「要求吠え」に悩まされている飼い主さんが実は多いんです。
よく聞く話が
「夜中にずっと吠えている」
「留守中ずっと吠えている」
「ケージの前を通る度に吠える」
などがあります。
これは後からだと治すのが難しいようなので、これから飼いたいと思っている方は是非試していただきたいです。
要求吠えさせないたえめには「無視」が一番
「子犬を無視?可哀想!」と思うかもしれませんが、この無視が一番効果的なんです!
柴犬の子犬が家に来たら初めはケージで過ごすことになると思います。
飼い主さんが料理中、留守中、就寝中などはケージに入れておくことがあります。
これは柴犬の安全を確保するためです。
ケージの中にいる時は触らない、声を掛けない、無視をする
前を通ると「くんくん」と可愛い声で鳴き、飼い主さんにかまってほしくてたまらない!でもここで我慢です!
「どうしたの~?」「出たいの~?」「お腹すいたの~?」なんて声を掛けながらケージの扉を開けてはいけません!
(※もちろん何か様子がおかしい、と思った場合は別です)
この行為が「鳴けば飼い主さんが来て開けてくれる~!」と学習していきます。
自分の要求が通るまでひつこく吠えてきます。
子犬のうちは可愛いかもしれませんが、成犬になってくるとなかなかの迫力だと思います。
最初は辛いのですが、ご家族で徹底して欲しいです。
- かまうのは、飼い主がかまいたい時
- 出してあげるのも飼い主の都合のいい時
- ご飯は飼い主が食べ終わってから
- 散歩の時間はバラバラ
こうしていくうちに「自分の要求が通らない」と諦めるようになります。
ただ一度要求を通してしまうと「前はこれでかまってくれたのに~!」と更に要求が激しくなる子もいてるようなので注意が必要です。
そしてもうひとつ大切な役割として、ケージの中は柴犬にとって安心安全な場所でなくてはならないということです。
ケージに入っている間は周りから声を掛けない、指を入れたりしないでください。
ことによって、犬にとっても「ケージの中は安心できる場所」となります。
頑固な性格の柴犬が多いようですので、是非この方法は覚えておいて欲しいです。
「柴犬は飼いやすい」は嘘!実際に飼う前と飼ってから思った事
今や人気TOP5にはランクインしている柴犬。
ネットにはその愛くるしい姿に癒される方も多いのではないでしょうか?
実は私もその一人で、柴犬を実際に飼うまでは(飼ってからもですが笑)ネットで毎日のように可愛い姿を見てはニヤニヤとしまいました。
ですが、飼う前に私が心配だったことは、
- 本当に飼いやすいの?
- 噛まない?
- ちゃんと躾ができるか?
- 人様を傷つけないか?
と不安なことだらけでした。
今これを見ていただいてる方も、もしかしたら同じように飼う前に悩まれているのではないでしょうか?
私が飼う前に調べたことや飼ってから感じたことなどを、これから日々書いていきたいと思います。
今後あなたの参考になれば幸いです。
柴犬の性格について
犬を飼う前にその犬の特徴や性格を知ってから飼うというのは、とっても重要なことです。
犬種によっては間違った接し方から、問題行動を起こしてしまう犬もいてます。
まずはご存知かもしれませんが、柴犬の代表的な性格はこちらです。
- 飼い主に忠実
- 警戒心が強い
- こだわりが強い
- 呼んでも来ない
- ツンデレ
- 賢い
- ベタベタ触られるのが嫌い
このような性格は柴犬好きからすれば堪らないポイントでもありますよね(笑)
決して愛玩犬ではないので、ベタベタと可愛がりたい人にとっては不向きといえます。
また、飼い主に忠実である性格なのに飼い主さんが毅然とした態度で接していなければ自分がリーダーだと思い込み、攻撃的な犬になってしまうことも。
最近では「人間と犬の主従関係」という考え方が古いかのような意見もありますが、
柴犬にいたっては私は必要だと思いますし、そうでなければコントロールすることも難しいと感じます。
実際に飼ってみて当てはまるなと感じた性格は、
- 警戒心が強い
- こだわりが強い
- 呼んでも来ない
- ツンデレ
- 賢い(のかな?)
かなり当てはまっていました(笑)
一番最初に戸惑ったのは散歩です。
よく柴犬がリードを引っ張られイヤイヤしている画像なんかを見かけますが、まさにそれです。
自分の行きたい道、行きたくない道がはっきりしていて納得するまで動きません。
餌も一度食べて嫌だったものは食べません。
「おいで~」と呼んでも来ません(悲)
ですが、椅子に座っていると膝と膝の間に顔を突っ込んできたり、立って用事をしていたら必ず足と足の間にいます。(そ~っと来るので気づかず何度か尻尾踏んづけてしまいます)
が、触ろうとすれば逃げます。
こういうツンデレな性格には、きゅんとしてしまいます(笑)
柴犬の特徴
柴犬は元々鹿や猪などを狩る狩猟犬として飼われていたため、気が強い性格なのは当然かもしれませんね。
現在日本犬として挙げられるのは以下の6種類です。
ですが、ペットショップで売られているのは柴犬がほとんどで他の5種を見たことは私はありません。
基本的に狩猟犬とされている日本犬を飼う方は、知識と経験をもって飼われていることがほとんどです。
ではペットショップで柴犬を飼う場合、狩猟犬の知識を持って飼われている方はどのくらいいるのでしょうか。
ペットショップで実際に柴犬を勧める店員さんから聞く言葉は「飼いやすい」です。
何を根拠に飼いやすいのか。
一度ネットで「柴犬 噛む」と調べてみて下さい。
流血するほど噛まれている飼い主さんがたくさんいます。
ぬいぐるみのような可愛さを想像していたのにお手上げになってしまう犬種でも有名なのです。
こうなるとドッグトレーナーさんの出番となりそうですが、これもまたマズイ。
中には暴力で躾たりずっとケージに入れっぱなしにしたりと、柴犬との信頼関係なんてあったもんじゃない!というようなトレーナーさんがいるのも事実です。
柴犬が悪いのではありません。
間違った飼い方が原因なのです。
柴犬はほんっとうに可愛いです。
私もまだまだ飼い始めの初心者です。
これからどうなっていくか分かりませんが、色んな情報をみなさんと共有し柴犬と飼い主さんが幸せに暮らせるように願います。